「地域猫活動」について知っていただくため、令和6年3月30日(土)に、名古屋市民向けの講演会・パネルディスカッション・地域猫展を開催します。
現在、地域猫活動が広がる一方、市民の方から「この活動では猫は減らないのでは?」「活動なんて聞いていない」「活動のルールが守られていない」「とにかく猫を収容してほしい」等のご意見、サポーターからは「周囲の理解が得られない」「猫が減らない」「活動する仲間が増えない」等の声が寄せられることもあります。
そこで今回、広くサポーターや市民の皆様に「地域猫活動」について知っていただくためのイベントとして、当企画を開催いたします。
このイベントが、人とペットの共生について考えていただく際に、少しでもお役に立てれば幸いです。ぜひご参加ください。
1986年北海道大学獣医学部修士号取得。動物病院での診療の傍ら、市民グループとペットの過剰繁殖問題等に取り組み、1989年小笠原の父島・母島での「のら猫のTNRプロジェクト」にチーフ派遣獣医師として参加されました。
※TNR活動とは:のら猫を捕獲(Trap)し、避妊又は去勢手術を実施(Neuter)したのちに元の場所に戻す(Return)活動です。のら猫の頭数を抑制する人道的な方法として国内で広く行われています。
1990年米国移住。動物病院勤務、アイオワ州立大学客員教授を経て、2004年ロサンゼルス郊外で動物病院を開業し、2014年にはフリーの獣医師として活動を開始。その間、ロサンゼルスTNRプロジェクトにも専属獣医師として参加されていました。
2018年フロリダ大学獣医法医学認定コースを修了される等、動物虐待、司法解剖等についても幅広い見識をお持ちです。
現在、シェルターメディスン・保護動物・動物福祉法等に関する情報発信の他、年数回帰国され、講演会・診療・相談指導等、日米両国でご活躍されています。
主な著書に「いい獣医さんに出会いたい!」(ポット出版プラス)、「アメリカ動物診療記」(駒草出版社)、「小さな命を救いたい」(エフエー出版)等多数。
Dr. Yuko Nishiyama | アメリカ在住獣医師、西山ゆう子(Dr. Yuko Nishiyama) | シェルターメディスン | 獣医法医学
https://yukonishiyama.com/